ジョーティヴィギャン

インド占星術コラムColumn

第2回 占星術とホロスコープ

占星術とホロスコープ

皆さんこんにちは。占星術師のクマールです。 
私が得意とするのは、主に北インドで盛んに行われている「ホロスコープ」を使った占星術です。この「ホロスコープ」には、様々な意味があります。

 

 

 このように「ホロスコープ」は、きっちりと方角が定められています。ではこれに、どのような意味があるのでしょう? 
まず1つ、生まれた日時からどの方角に何の星座があったのか、が分かります。 
2つ目に、9つの惑星との位置関係はどうなっているのか?こちらも判明させることが出来ます。 
※ちなみに惑星とは、太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星・ラフ―・ケートゥの9つを指します。

あれ??太陽と月が惑星になるのか?という細かい疑問の前に、日本では馴染みのない言葉が出てきました。ラフ―とケートゥとは何なんでしょう? 
先に意味的なものから説明すると、ラフ―とは Dragon Head (竜の頭)を、ケートゥはDragon Tail (竜の尻尾)を表します。 
これら惑星と星座の関係は、インド占星術で吉凶を占う上で、特に重要な意味を持つのです。

 

 

身体とホロスコープ

ホロスコープにはいろいろな意味が含まれていますが、身体との関係も忘れてはいけません。

 

このように、頭のてっぺんからつま先まで、人間の身体すべてに位置対応しているのです。 
ここでもう鋭い方は、既にお気づきかもしれません。 
そうです、ここでも惑星や星座との関わりが、とても重要になってくるのです。 
どう重要に関わるかといいますと、言わずもがな、健康関連になるでしょう。 
ホロスコープですと、身体の前後左右も表すことが出来る、万能タイプの優れものです。

しかしインド占星術はあくまで占星術です。医療・医学ではないということは、私も重々承知しています。そうであったとしても、今まで目を向けていなかった身体のこと、健康のことに目を向けるのは、決して悪いことではないと思っています。 
鑑定も一つの指針として、ご考慮いただけたら、私もとてもうれしいです

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